#ぽんぽこかしこい

 

※この記事はHPにて2018/04/04に書いたものに画像を追加して移動させた物です。

 

 

 

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甲賀流忍者ぽんぽこ』というバーチャルユーチューバーをご存知だろうか?

https://m.youtube.com/channel/UC1EB8moGYdkoZQfWHjh7Ivw

 


今やバーチャルユーチューバー戦国時代と言って差し支えない程、色々なVtuverが現れてる。
とてもじゃないけれど全てを追い切れない状況だ。
必然、リスナーの中にはマイナーキャラはスルーして、有名所をチョイチョイつまむ程度で満足している人も多いだろう。
かくいう僕もそうだ。
否、そうであった。

今や僕はぽんぽこにすっかりやられていて、並み居るVtuverを総スルーして、ぽんぽこの動画ばっかり見ているエブリデイでエブリナイトなトゥデイなのだ。

ぽんぽこは昨日遂にYouTubeチャンネル登録者が一万人を越した。
大変おめでたい事で、僕も自分のことのように嬉しい。

だがしかし、人気があれば登録者が十万単位、一位のキズナアイに至っては百七十万人(現在)という、熾烈を極めるバーチャルユーチューバー界において、
ぽんぽこはまだマイナーと言わざるを得ない、というのが残念ながら実情なのかも知れない。


そこでなぜ僕が甲賀流忍者ぽんぽこを推すか?

 

 

正直に言おう。「わからん」と。

自分でもわっかんねぇ。

可愛いから、面白いから、というのは勿論なのだが、理由としては弱すぎる。
それらはバーチャルユーチューバーとしては標準装備しておいて然るべき物だ(多分)。

じゃあ何だってなるんだが、あえてぽんぽこの魅力を挙げるならば、『異質』と『親近感』ではなかろうか?

ぶっちゃけ僕がここでこうしてダラダラ書き綴るよりも、実際の動画を見て貰えれば一発で「わかる」てなるだろう。
でも僕のぽんぽこに対する感情をアウトプットしたい欲が如何ともしがたいから、やっぱりダラダラ書き綴ってやるんじゃよん。

まず何が異質かって、例えば、ぽんぽこ第2回目動画で猿を捕まえに行くってのがある。

https://m.youtube.com/watch?v=tY0_zaxzxxo


ネタバレになるが、開始20秒で度肝をぬかれること受け合いだ。

普通、バーチャルユーチューバーってのは『バーチャル』という空間に大なり小なりこだわりがあるように思う。
現実では出来ない表現を、いかにバーチャルで体現してみせるか。それが腕の見せ所と言わんばかりに。


なのに、


なのにこのタヌキときたらっ!


まさかのロケ!!?
まさかの実写!?!


まるで、使えるモンは使うし面白ければオッケー。とでも言わんばかり。
確かに動画配信者の姿勢としては大変正しい。
正しい、のだが。いかんせん振り幅が常人を凌駕してない?
バーチャルユーチューバーが溢れる今だからこそ、カウンターとも言える実写スタイルは異質だ。

いやー、でも僕も実質Vtuverのリスナーとしてはクソニワカもいい所なので、知らないだけで同じ様なことしてる人もいるかも知れない。
それでも言おう。言っちゃおう。ぽんぽこは実写系バーチャルユーチューバーとして唯一無二であると!

だってさ。ハマるもの。
田舎の風景とキャラのアニメーションとぽんぽこの喋りが、パズルのピースのようにガッチリ抜群ハマってるもの!

ぽんぽこのグラフィックはアニメーションで中々表情が豊かなのだが、可愛さという面では他有名Vtuverより一歩遅れている感がある。
そりゃそうだ。油断してたらいきなり身体が斜めに伸びたり、不自然に潰れてしまったりする。
絵柄だって流行りからは若干外れているようにも思う。

しかし!
しかしだよ!

そこにぽんぽこの可愛くて畜生で辛辣でかしこくて優しくて辛辣で畜生なボイスが加わるとどうだ?

 

\世界一かわいいよ!!!!!/

 

とまあ、こうなります。

もはやこのグラフィックこそが最適解。
見れば見る程かわいく映る蠱惑の美少女に他ならない。
甲賀流忍者ぽんぽこ 此処に有り!なのだ!
ちなみにぽんぽこ変身前の狸バージョンは宇宙一かわいいよ!!!

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誰だよ可愛さで一歩出遅れてるなんて言ったバカ野郎は?!ハードラックとダンスっちまいなァァア!!!


さてさて、異質さの次は親近感についてですが、
かの鳥山明の編集者であったマシリトさんも
「他人の危機は助けるかどうか躊躇いが生じるが、身内の危機なら迷わず飛び出して助けるだろう。
ストーリーが平凡でもキャラに親近感があれば読者の心は動く。いかにキャラクターに親近感を持たせるかが全て」みたいな事を言ってました。
親近感というのは重要な要素なんですよね。

例えばユーチューバーがウケたのは、TVより身近に感じられるから。
バーチャルユーチューバーがウケたのは、バーチャルというフィクションをクッションにする事で、逆説的にキャラを身近に感じられるから。

うん、今てきとー言ったわゴメン。

ただ、普通のユーチューバーに拒否反応を示していた人がVT(さっきからバーチャルユーチューバーだVtuverだ表記が安定してないって今気づいたし書くの面倒だから以後VT表記)にハマっているってのもよく聞く話で、そこは強みだなあと思うんです。

じゃあぽんぽこはどうなのか?
僕が考えるに実写を織り交ぜる事で[フィクションをノンフィクションするフィクション]とう多重構造となり、ぽんぽこにとってバーチャルとはクッションでは無くジャンプ台もしくは射出装置となって凄まじい親近感で僕らの心のプライベートスペースに侵食し………ああゴメンこれもてきとー言ってるわ。

そんな御託はどうでもいいんすよ!!!

ぽんぽこと親近感というテーマなら、フィクションだとかジャンプ台だとか重力子放射線射出装置だとかよりもっと力説したい事があるのん!

そうです!兄ぽこの存在です!

甲賀流忍者ぽんぽこは兄妹で配信してるVTで、
ざっくり言うと兄(通称兄ぽこ)が機械的なことをして妹がぽんぽこにんにんしてるんですね。
要するに兄ぽこは裏方のはずなんだけど、ぽんぽこが絡む絡む。
ただでさえナチュラルに視聴者を煽る畜生狸なのに、相手が兄だと輪を掛けて辛辣になるんです。

「お兄ちゃんパジャマ ダサいね」
「お兄ちゃん手だけは綺麗だよね」
「コミュ障に聞くだけ無駄だったよ」
「彼氏いたらこんなお兄ちゃんとこんなこと(VT)してないよ」

兄ぽこdisり語録は増えるばかり。
字面だけ見れば相当酷いこと言ってるのだが、実は実際聞いてみるとそうでもない。
これがミソで、おそらくぽんぽこは兄ぽこを信頼しているからこそ何でも言うことが出来る。
いや、例え信頼で無くてもだ。
二人の間にある家族の絆は充分に伝わってくる。
だからリスナーは兄への悪口に笑いつつ、その裏にある温かみに微笑む。親近感ポイント爆上げ不可避の公式だ。


爆上げ公式はまだある。
ズバリ、ぽんぽこの声だ。

ぽんぽこはキャラに合う声を出しているのだが

体力的にキツいらしく、よく地声になったりなりそうになったり。
でもねでもね!ぽんぽこの魅力はキャラなんだよ!地声だってかわいいんだよ!
だから聞いてる方は「無理しないで地声でいいよ!」と心配してしまう。絶対にしてしまう。


さて、おわかりだろうか?

心配してしまう。
と言うことは、マシリト理論における身内の危機問題をクリアしているのである。

その上で!更にぽんぽこはやってくれる!

動画は大体「あのねぇ、ぽんぽこねぇ、たぬきなの。おやすみにんにん」と言って〆るのが多いパターンだが、この時ぽんぽこは頑張ってキャラ声で言ってくれる。
ずっと喋りっぱなしで……!体力も苦しいはずなのに……!
眠いはずなのに……!なのにぽんぽこサンは……!
俺たちの為に言ってく……くれ…る……んだッッ!!!!
ぽんぽこを応援して良かった。
原罪からの解放。
明日も頑張ろうって、そう思える!!!!!

で、だ。
この「たぬきなの」ってセリフなんだけどね。
色々と長々と書いてきたけど、真実俺が言いたかったことはこの一つに集約されるんだけど、

「 た ぬ き な の 」て言い方がね。


超超超超超超超超超~~~~~~~~~っっっかわいぃぃぃいいいいーーーーっっっの!!!!!!!!


あああああ、本当はね、まだまだぽんぽこの魅力をダラダラ書き綴りたかったよ。
でも、もう一番言いたいこと言っちゃったよ。
やべぇよ余はもう満足だよ。お腹いっぱいナリよ。

超可愛いくて超愉快な甲賀流忍者ぽんぽこをみんなで応援しよーう!


おやすみにんにん!